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2013-01

アルジェリアの空へ - 2013.01.23 Wed

イスラム武装勢力によるアルジェリア人質事件にて、

アルジェリア駐在の日本人、そして諸外国の方の尊い命が奪われました。

この事件は、私にとってあまりにショックが大きかった。

かつて私の主人も、このアルジェリアで

インフラ整備に関わる日本のゼネコン企業で

現地駐在員の通訳として派遣されていたから。


公用語はアラビア語と言われながらも、かつてフランスの支配下にあったなごりで、

国民の大多数がフランス語を話し、主人はそのフランス語の通訳者。

通訳者として海外に赴く経験は何度もあったものの、アルジェリアという国に関する情報は少なく、

私を含め本人も当初は不安もありました。

長年にわたって、イスラム過激派勢力に悩まされていたアルジェリアでしたが、

主人が赴任した2009年頃はまだ影を潜めていたのかとりあえず沈静化していた様子で、

不安を抱えつつも、それから約2年間、アルジェリアに赴任したのです。


主人が駐在していたのは、首都アルジェ。

こちらが、そのアルジェの街並みです。

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algérie 015 

首都とはいえ、まだまだ発展途上の国。

決して豊かではないけれど、

穏やかな街並みがうかがえます。


でも、だからと言って一人で出かけるようなことはしないし、

砂漠の方・・・つまり、今回の事件のあったイナメナスの砂漠の方は

危険なので、なるべく近づかないようにと聞いていたようです。



そしてこちらは、駐在員の居住区、キャンプとなります。
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algérie 030 
そしてこのプレハブが、駐在員の宿泊施設。
(これは日揮さんでも同じような施設でしたね)



ちょうどこの時期ラベンダーが咲いていますが、

アルジェリアは北アフリカの地中海沿岸、

地中海性気候で夏の日差しは厳しく乾燥していて、

冬は冬で、かなり寒いようです。

そして、国民の99%がイスラム教徒。

ですから、施設内の食事で羊を食べることはあっても、

豚肉を食べることはないのです。

ラマダン(断食)の時期には、現地の従業員は食事を取らない、水も飲まない。

日本人としては、横で水を飲むことさえ気が引けると言います。


駐在員の日本への一時帰国は、主人の場合は半年に1回でした。

私との連絡は、昔なら国際電話・・・という手段しかなかったけれど、

今はメールもできるし、スカイプという無料電話もある。

でも、これが時によっては途中で切断されたり、全く繋がらない日も多々ありました。

すぐに連絡を取りたい、取らなければならない時に、接続できないストレスは

不安を助長されるばかりです。


日本という、世界でも一番安全な国に生まれ育った日本人が、

会社のため、家族のためとは言えども、

政治情勢も不安で、宗教も、食生活も、そして言語も違う異国の地で何か月も過ごすことが、

どれだけ精神的にストレスになるか、おわかりになるでしょう。

実際主人の赴任先の方の中にも、心の病に侵されて帰国された方が

何人かいたという話を聞きました。

そして、私が主人を心配していたように、日本で待つ駐在員のご家族の方は、

常に不安と心配を心に抱きながら、でも何事もないことを信じて待っているのです。


その不安が、見事に的中してしまったこの事件。

起きてはいけないことが起きてしまいました。


もともとこの事件の発端とも言われる、フランスのマリ共和国への軍事介入について。

もしかしたら、この事件の責任はフランスだと思われている方がいるとしたら、

参考までにこちらのブログを紹介させてください。

『パリで暮らそう!パリジェンヌへの道』 コチラ⇒”マリ共和国ってどんな国?”

このブログを書かれたパリジェンヌさんは日本人で、ご主人がフランス人。

そのご主人が、実はマリ共和国育ちで、彼のハウスボーイのマリ人・ベーターとの

深い関係、マリ人の陽気で、人懐っこい人柄の良さを紹介しています。


フランスが、イスラム武装勢力に脅かされるマリに軍事介入したのは

マリから得られる資源などフランスの国益目当てそのものだと、

そういう政治的要素は事実なのかもしれませんが、

フランスとマリの関係は、それだけではないと、彼女が教えてくれました。

『イスラム過激派に支配されたマリ北部の村々では、みんな家を乗っ取られたり、
殺されたり、女性は犯されたりしているので、フランス軍介入はマリ人にとって
神のご加護に等しいと、ベータ―の長男ムーサが言っていました』と。


危険な国にプラントを建設したことも、赴任させたり、それを受け入れることも、

そこが危険だとわかっていても、

人は何かのために、誰かのために、不安を打ち消しながら生きて行こうとするのです。

また必然的にそうしなければいけない場合もあるのです。

そこに未来があると信じて。

その未来を、情け容赦なく抹消する悪に対しては、これを許すことはできません。

『テロは決して許されない。強く私たちは非難していかねばならない。
 すべての責任はテロリストにある
』

そう断言した、安部首相の言葉を信じたい。

もう二度とこんな哀しい事件を繰り返さないためにも。


日本人を初め、このたびのアルジェリアでの人質事件にて

尊い命を奪われた方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。


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