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2012-02

使われなかった人生 - 2012.02.19 Sun

 先日夜遅く、東京の大学に通う長男から突然の電話。

よほどの用でもない限り彼から電話がかかることは滅多にないので、

お金でも送ってとでも言うのかと、思わず

『どうかした?』って聞いちゃったら、

『いや、就活の近況報告でもと思って。』って・・・・(^_^;)


大学3年生、まさに就活戦線真っ最中。

このお正月も就職が決まるまでは、と帰省もしませんでした。

就活の合間にバイト、サークルに顔を出す回数も減り、

人恋しさもあるのか、いつになくいろんなことを話してくれました。

今どきは、ネットでエントリーして、第一回の選考もネットで・・・

最近手に入れたスマホがあって助かると、というかスマホなくしては

就活もできない状況のようです。


年末のことですが、東京の某電機会社に勤務する後輩に10数年ぶりに会う機会があり、

息子の幼いころを知っている彼に就活のことを話していたら、

せっかく東京にいるなら、久しぶりに息子に会いたいな、と言ってくれて、

私としても、社会人の先輩として息子へアドバイスしてくれたら嬉しいな、

という話になりました。

息子も、まだOB訪問をどこから始めようかと思案していた時期で、

まずは知り合いから話を聴けるのは心強いと、二人が会う運びとなりました。

そのお知らせのメールをくれた後輩から、このようなメッセージをいただきました。
(※彼の了解を得て掲載させていただきます)



『ノンフィクション作家の沢木耕太郎さんってご存知ですか?
彼の『世界は「使われなかった人生」であふれている』という本を、
10年前ぐらいに読んだのですが、最近になっても
時々思い出して手にとることが今でもあります。
雑誌『暮らしの手帖』に連載された約30篇の映画評を本にまとめただけのものなのですが、
僕はこの本のタイトルがとても好きなのです。(映画評そのものも、とてもよいです。)

人は誰でも、大なり小なりいくつかの分岐点を経て今があり、あのとき分岐のこちら側でなく
あちら側を選んでいたらどうなっていただろうと、夢想してみることが誰しもあると思います。
分岐の向こう側の「ありえたかもしれない人生」が、もう手が届かないものと思えば、それは
自分にとってとても美しく映るものですが、分岐のあちら側の「使われなかった人生」を、
「使わなかった人生」だと表現すると、その人生にも具体的な可能性があったという近さを
人は感じると言うのです。

僕が今に辿り着くまでに選んできた人生は、当然そのたび自分が決めた人生なのに、
こんな歳になっても振り返る時 なぜ心が穏やかでいられないようなことがあるのは、
どういうことだろうと思うことがあります。
最近は、こういった追憶惜別後悔といった心の揺れを、毎回苦い薬と思い呑み込んで前を
向く(現実に向かう)ことが大切だと思っています。(うまくいかないことばかりですが。。。)
色々な感情が自由に出入りする心の中と、目の前にひとつしか存在しない現実を、上手に
見極めて生きていくことが、たぶん豊かで強い生き方につながっていくと思っています。
つらくても切なくても、良薬はたくさん飲んだ方が、多分人生にとってはいいのです。

この事実は、これから社会へ飛び出す若い息子さんにとっても真実だと思います。
ささやかながら、こういった僕の考えることも伝えられたらと思っています。
こうやって若い世代へ伝えたいと思う感情は、自分が歳をとってから感じ始めるようになった
新鮮な感情だという気がします。』

後輩なりの、息子への温かい思いが伝わります。

この後輩からいろいろとアドバイスを受け、

息子も喜んでいました。


こんなやさしい後輩を持って光栄に思います。

それと同時に、このメッセージを思い起こしては、

自分自身に置き換えて考えてしまうのです。


”使われなかった人生”と”使わなかった人生”・・・・

そこにチャンスがあるとわかっていて使わなかった人生・・・・

まだ選択する余地のあった人生・・・・

あの時あの道を選んでいたなら、ああしていればこうしていれば・・・

彼の言う、追憶後悔惜別・・・・

特にここ最近、Facebookなどで懐かしい人たちに出会う機会が多くなり、

そのたびに昔の自分を振り返る機会も増えました。


でも今、ここにはあの頃こうなるとは思ってもみなかった自分がいて

でも、そんな自分が好きで、

こうなるとは思わなかった人生があって

でも、私なりに幸せを感じているのです。


使わなかった人生は、きっと縁がなかっただけ。

それを無理やり掘り起こして、改めてチャレンジしてみる

それも一つの生き方だけれど、

まだ見ぬ希望の光に、いまだ期待を持っている自分がいます。


だから私も息子にメッセージを送るとしたら、

とりあえず現時点で1つの選択を迫られることがあるとしても、

これからの長い人生においては、

まだまだいくつもの分岐点があって、

そのたびに選択したことで失敗することがあったとしても、

チャンスはどこかにあることを、信じていてほしいと伝えたい。

このブログでも読んでもらうかな?


息子には先日、ラーメンやら明太子やら、箱にいろいろ詰めて

送りました。

関東は相変わらず地震も多く心配も尽きませんが、

体に気をつけて頑張ってほしいと思います。



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